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地震後めまい症候群(地震酔い)について

[2026.09.01]

大きな地震を経験したあと、

「地面はもう揺れていないのに、身体が揺れているように感じる」
「ふわふわする」
「船に乗っているような感じがする」といった症状が続くことがあります。

このような状態は、一般に「地震酔い」と呼ばれることがあります。
近年では、地震後めまい症候群(Post Earthquake Dizziness Syndrome:PEDS)という名称でも知られています。

では、どうして起こるのでしょうか?

大きな地震では、身体のバランスを保つために必要な感覚器官に、普段とは異なる強い刺激が加わります。
地震が収まったあとも、そのときに受けた揺れの感覚が残っているように感じたり、身体の感覚と目から入る情報との間に一時的なズレが生じたりすることで、「まだ揺れている」という感覚につながると考えられています。

 

 

 

 

 

 

 

さらに、地震そのものへの恐怖や、その後の生活に対する不安、繰り返し地震関連の情報を見ることによる緊張なども、症状に影響することがあります。
大きな地震のあとには、このような症状を経験する方が少なくありません。年齢や性別にかかわらず起こる可能性があります。
また、普段から乗り物に酔いやすい方や、ストレスや不安を感じやすい方、運動する機会が少ない方などでは、症状を感じやすい場合があります。
地震後の「揺れている感じ」は、通常、時間が経つにつれて徐々に軽くなっていきます。

<日常生活でできること>
症状があるときには、次のようなことを意識してみましょう。

■無理のない範囲で身体を動かす
安静にしすぎるよりも、散歩や軽い体操、ストレッチなどを取り入れて、少しずつ普段の身体の感覚を取り戻していきましょう。
■広い場所で周囲を見る
■室内で一点を見る

特に、突然の強いめまいに加えて、手足の麻痺・しびれ、ろれつが回らない、激しい頭痛などがある場合は、脳の病気など緊急性の高い病気の可能性もあります。すぐに医療機関を受診してください。
地震後に「まだ揺れているような感じがする」という症状は、決して珍しいものではありません。多くの場合は少しずつ改善していきます。
不安を感じすぎず、できる範囲で身体を動かしながら、少しずつ普段の生活を取り戻していきましょう。大阪市中央区の藤崎耳鼻咽喉科めまい・アレルギークリニックでは、めまいの検査を行い、症状に合った治療をご提案いたします。
困ったことがありましたら、いつもでご相談ください。

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